これからの時代に評価される人材とは?『ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式』

ニュータイプの時代

 

山口周さんの本は新しく出るたびに読んでいるかも。

『ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式』

 

今まで評価されてきた、従順で、論理的で、勤勉で、責任感の強い、いわゆる「優秀な人材」は、今後「オールドタイプ」として急速に価値を失い、反対に、自由で、直感的で、わがままで、好奇心の強い人材=「ニュータイプ」が、今後は大きな価値を生み出し、評価されることになる。

そして、今の社会を踏まえると、オールドタイプの思考・行動様式は、ニュータイプへアップデートされなければならない、として、具体的にどのようなシフトが起きるのか?という考察が書かれています。

 

◎問題を解くより「発見」して提案する

◎未来は予測せずに「構想」する

◎市場で「意味のポジション」を取る

◎「直感」が意思決定の質を上げる

◎ルールより自分の倫理観に従う

◎自分の価値が高まるレイヤーで努力する

◎人生の豊かさは「逃げる」ことの巧拙に左右される

◎「他者」を自分を変えるきっかけにする

◎苦労して身につけたパターン認識を書き換える

 

24項目の中からいくつかピックアップしましたが、今までとはだいぶ違う価値観であることがわかります。

 

◇現在の市場においては「役に立つ」ことよりも「意味がある」ことに経済的価値が認められている

◇「未来がどうなるのか?」ではなく「未来をどうしたいか?」を考えるのがニュータイプ

◇「正解に価値がない」という、厳しくも面白い時代がやってきた

など、どの項目もかなり興味深く読み進められます。

「世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか」と重複する部分もありますが、そこで出てきた意見に対することなども書かれているので面白いです。

 

個人的に一番「わかるー!」と思ったのが、昔と比べて生産性が向上し物的資本が蓄積されている現代は、労働の需要が減るはずなのにそうなっていないことを、

意味のない仕事=クソ仕事の蔓延

と表現していたところ。

 

仕事でミスが起きた
 ↓
ミスを防ぐためのルールを作る
 ↓
ミスを防ぐためのルールを守るためのルールを作る
 ↓
ミスを防ぐためのルールを守るためのルールを守るための…

 

みたいな、クソ仕事マトリョーシカを上から強要される私としては、わかりすぎるほどよくわかる!

「対処療法じゃなくて、まずミスの原因を探ってそれを断とうよー!」というのが、仕事してるフリをするのが仕事だと思っている人にはわからないのだろうな…

 

後のページに出てくるドストエフスキーの『死の家の記憶』の引用である、

「まったく意味を感じることのできない仕事」こそが「最も過酷な強制労働」であり、これを何日もやらされた人間は発狂してしまう

には「同感!」としか言えません。笑

 

どちらかというとニュータイプ寄りな思考の持ち主で、今まで若干生きづらかった私は、早くそちら側の世界が来てくれることを願ってやみません。

それまでに24項目を省みておかないと。

 

ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 (光文社新書)

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