「最高の生き方」を望むなら、価値観の幅と視野を広げるべし

「あれ、私なんのために働いてるんだっけ?」と思ったら読む 最高の生き方

 

ことあるごとにマウントを取ってくる自己顕示欲の高い人を、「マウンティング・ゴリラ」と称していることに面白さを感じながら読み進めていくと、後半に進むにつれ、自分の価値観や幸福って?と考えさせられて、別の意味でもっと面白くなってくる本。

『「あれ、私なんのために働いてるんだっけ?」と思ったら読む 最高の生き方』

 

第Ⅰ部で、いわゆるエリートたちが内心持つコンプレックスや反面教師ぶりを自覚して、

第Ⅱ部で、“人間の欲求や行動原理と思い込み”の数々を再検討し、

第Ⅲ部で、“どうしたら自分の行動原理を変えることができるのか”を論じています。

 

「これが自分の望みだ」と思っていることは、実は社会から押し付けられた他人の価値観だった…

そんな、知らないうちに刷り込まれた思い込みを脱却して、自分らしい幸福の在り方を選択するためのヒントがたくさん。

 

この本の最大の教訓は、

“自分にとって何に価値があるのか”を知らなければ、価値を実感する人生など過ごせないはず

ということ。

 

マウンティング・ゴリラたちのやることがしょうもないのは、寄りどころとしているのが承認欲求というひとつだけの価値で、価値観の幅と視野が狭すぎるから。

だから、

豊かな価値を実感する人生を送るには、できるだけ多様なことに価値を感じられるように自分を育てることが重要

なのだそう。

 

また、自分の価値感について、

1.心の平安が得られているときのセロトニン型幸福

2.大切な家族や友人と共にいるときに感じる連帯感が与えてくれるオキシトシン型幸福

3.人に承認されているとき、やる気満々でモチベーションが高いテストステロン型幸福

4.何かに打ち込み、苦痛を和らげるオピオイド系のエンドルフィン型幸福

5.何か達成したときや、美しいと感じるときを含め、報酬系が活性化されるときのドーパミン型幸福

という、脳内物質の多様性から自分がどのタイプの幸福を欲しているのかヒントが得られる、というのも面白い視点。

 

タイトルに「働く」と入っていますが、価値のある生き方は多様なバランスが重要であり、仕事上の自己実現だけではない、と書かれているのもいいところ。

今まで自分軸だと思っていたことって本当にそうなんだろうか?と、自分を省みたい方におすすめです。

 

「あれ、私なんのために働いてるんだっけ?」 と思ったら読む 最高の生き方

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