常時デジタル環境に接続している世界ってどんなもの?『アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る』

アフターデジタル

 

最近読んだ中で1、2を争うほど面白くて、貪るように読んでしまいました。

『アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る』

 

これからは、デジタルが完全に浸透したオフラインが存在しない世界になる。

そんな状況に対して日本企業が何をすればいいのか?ということが書かれているので、自分にはあまり関係ないかな、と思う方もいるかもしれません。

…が!

自分の生活にもものすごく関わってくる内容です。

 

そもそもオフラインがなくなるって何?という話なのですが、

◎キャッシュレス化が普及することで、あらゆる消費者の購買行動のデータが取れるようになる

◎モバイル決済を利用することで、電車やタクシーでどこからどこまで移動したかがデータとして残る

ようなことが当たり前の、すべての行動が絶えずデジタルとつながった時代が来るということ。

嫌な言い方をすると「個人情報だだ漏れ」とも言えます。

 

気持ち悪い、と思う方もいると思いますが、実は中国はすでにそんな感じになっているそうです。

本では中国を例に出して説明しているのですが、この中国の事例がことごとくすごい!

はっきり言って、日本は絶対追いつけないんじゃないだろうかと軽く絶望するくらいに進んでいて、こんなことになっていたとはまったく知りませんでした。

 

たとえば、中国には個人の支払い能力を可視化した信用スコアがあり、その評価軸は「個人特性」「支払い能力」「返済履歴」「人脈」「素行」。

スコアに応じて提携企業の特典などが受けられるため、自ら情報提供してスコアを上げたり、点数を上げるための行動が促されているのだそう。つまり、以前はあまり評判が良くなかった中国人の素行に変化が見られたということで、

信用スコアという評価体系が登場したことで、「善行を積むと評価してもらえる」と考えるようになりました。文化や習慣ではできなかったことが、データとIT技術によって成し遂げられようとしているのです。

 

個人情報を提供する、ということだけを見ると、デメリットのよう感じるかもしれませんが、「いいことをするときちんと評価してもらえる社会」という考え方だったらどうでしょう?

それなら受け入れられる、むしろそんな社会なら歓迎したい、という方もいるのではないでしょうか?

 

デジタルに拡張された世界自体がリアル、というアフターデジタルの世界観って、SNSにどっぷり浸かっている人や、私のようなネトゲユーザーなら「それ、わかる」と思いそうですが、そうじゃない人だとまったく理解できないかもしれません。

むしろそんな人ほど、これから何が起ころうとしているのか知るためにも読んでみることをおすすめします。

 

アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
アフターデジタル

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連する投稿

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る