SIMPLE RULES

 

できる人の仕事術の話かな?、くらいに思っていたらとんでもない!

『SIMPLE RULES 「仕事が速い人」はここまでシンプルに考える』

 

前半はビジネス・経営におけるルールづくりの話、後半はプライベートにおけるルールづくりの話、と、かなり範囲が広く、誰が読んでも興味を持てるポイントがありそう。

 

個人であれ、組織であれ、政府であれ、ルールはできるだけシンプルなほうがうまくいく

というのは、まったくもってそのとおり。

 

シンプルなルールには、

1.ルールの数が少ない

2.使う人に合わせてカスタマイズできる

3.具体的である

4.柔軟性がある

という4つの特徴があるそうです。

たしかに、やたらと細かくルールを決めたがる人や組織がありますが、そもそもルールが膨大すぎて「作った本人も覚えてない」という意味のないことってありますもんね。

 

また、ビジネスでもプライベートでもシンプルなルールというのは有効で、

1.「利益の針」をはっきりさせる

2.ボトルネック(障壁)を見つける

3.ルールを強化する

という3つのステップを踏んで実践していくとよいのだそう。

 

ちなみに「利益の針」というのは、利益を上げるための指標を上下に並んだ2本の針に見立てたたとえです。

 

ビジネスの場合は、

◇上方の針:顧客が商品やサービスに対して払いたいと思う金額

◇下方の針:製品をつくるためにかかったコスト

上下の針のギャップが大きいほど経済価値を生んでいるといえ、

 

プライベートの利益(自分の幸せ)の場合、

◇上方の針:自分の人生において何が生きがいになっているか?

◇下方の針:人生において解決しなければならない課題(お金、健康など)

こちらも上下のギャップがあるほど自己価値が高くなるといえます

 

…って言われても、なんだか抽象的でわかりづらい。そこで役立つのがこの本の事例の多さ。

いつもは「海外の本は事例が多くて長い」などと思っている私ですが、この本に関しては多いからわかりやすい!

そして、事例で挙げられているシンプルなルールは、「これだけ?」というくらい本当にシンプル。

でも「これで十分でしょ」と思わされる絶妙な内容で、説得力大アリ。

 

仕事におけるルール作りはもちろん、「自分の幸せ」にこだわるために、読み終わったらすぐにプライベートのルール作りにも着手したくなる本です。

 

SIMPLE RULES 「仕事が速い人」はここまでシンプルに考える (単行本)

 

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