人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

 

実力主義の欺瞞を暴き、「世の中、実力主義になんてなってない」という身も蓋もない現実を踏まえたうえでの、リアルな成功法が書かれている本。

『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』

 

イケメンや美人というだけで、その人の実力が実際以上に高く評価される、ということってありますよね?

 こういう思考の錯覚には、

◇他人があなたに対して抱く思考の錯覚

◇その思考の錯覚は、あなたにとって都合がいい

という2つの特徴があり、本ではこういう思考の錯覚を「錯覚資産」と呼び、これが成功と失敗を分ける極めて大きな原因だと語られています。

 

1つのプラスの属性値に引っ張られて、他の属性値も底上げされてしまう、「ハロー効果」

好きなものはメリットだらけでリスクがほとんどなく、嫌いなものにはメリットはほとんどなくリスクだらけだと思い込む、「感情ヒューリスティック」

など、こういった認知バイアスにより、人がどれだけ無意識に良い方にも悪い方にも錯覚しているかという事実を、これでもかというほど突きつけられます。

 

また、この本の中の図も秀逸で、「実際、『実力』というものの評価ってこんなもんだよね」という割合で表示されています。

それはもう、「実力さえつければ!」と、そこに注力するのがバカらしくなるほど。笑

 

最後に書かれている、 

現実世界は、「実力が正しく評価される健全でフェアで気持ちのいい世界」なんかじゃない。

思考の錯覚の泥沼の中で、錯覚資産という卑怯な武器で殴り合う、油断のならないジャングルなのだ。

(中略)

「実力中心」の世界観で生きる人間より、「錯覚資産-運-実力」の世界観で生きる人間のほうが、圧倒的に強い。

 というのが、この世の現実を物語っています。

 

家族、会社、友人、SNS…どの世界でもこれが現実。

この本を読んでしまったら、「こういうズルいことはしたくない」なんて、もう言えません。

「自分の持ってる錯覚資産ってなんだろう?どう使えるだろう?」と考えを巡らせたくなること請け合いです。

 

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

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