デジタルの未来
 

「企業のデジタル化を進めるためにどうすればいいか?」
についての本なので、個人として読むのはあまりおすすめできないかもしれません。

…が、やるべきことや考慮すべきことのピックアップ、優先順位のつけ方など、諸々の考え方については、デジタル化に限らずいろいろな業務にそのまま流用できそう。

また、企業のデジタル化の話とはいえ、デジタル化に費やせる資金があるそれなりの規模の会社向け、という内容だったため(デジタル化のためにスタートアップ企業を買収する、とか)、会社の業種や規模によっては「参考にしたくてもね…」と、読む人を選びそうな気もします。
 

『デジタルの未来 事業の存続をかけた変革戦略』
 

いち従業員が参考にできそうなところはというと、

◎企業のデジタル化は、未来においてこのビジネスはどうあるべきか、という根本的なところからスタートする

◎意思決定はデータ駆動型であり、決して直感がベースになることはない

◎完璧であることよりもスピードが優先される。試行し、失敗し、新たなアプローチを試す、という流れが核となる

◎私たちは失敗から1番学ぶ

など、目先のことだけではなく先のことも考えつつ、素早く動いて、感情ではなく事実に基づいてより良いものにしていく、という仕事のやり方が今後の世界では必要、ということでしょうか。
(今後というか、今も必要ですけど。)

デジタル化は関係なく、どの企業もすぐにでも取り入れたらいいのに、と思ったのは、これ。

アジャイルな組織(素早く動ける組織)を作るためには、管理よりも権限と責任を。チームを構成するメンバーにとって自由度の高い環境を

たとえ自分自身の自由度が高くても、他部署の人や他社の人など、関わる組織がそうでない場合、ちっとも仕事が進まないので、早くこういう世の中が来てほしいなぁ。
などと切実に思うのは、最近の私の仕事を取り巻く環境がそんな感じだからかもしれません。

そんな理由もあり、この本で特に印象的だったのは、NIKEのシューズを例に挙げた、

企業はもはや製品を作ることすら必要ないのでは?(中略)デザインが決まったら顧客は一番近い3Dプリントショップで製品を製作できる。突飛な空想ではなく、すでに現実になっている。(中略)開発担当者の出番はほとんどない。それは顧客の領分となったのだ。

という部分。

こうなると、開発担当者どころか配送業者もいらないですよね。

そんな風に、自分の今の仕事もガラッと変わるかもしれない、という可能性を常に頭の片隅に置いておかなければならない時代が来ている。
にもかかわらず、今までと変わらない世界がずっと続いていくなんて思っていては…。

経営者はもちろん事業に関わる人たちが、本のオビに書かれている、

この事業存続リスクに目をつぶる企業は、消滅する。

を自分事としてとらえてくれればいいんですけれどね。
 

デジタルの未来 事業の存続をかけた変革戦略

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