東大教授が教える 知的に考える練習
 

私が20代のころ、会社の当時40代の正社員の女性がおりまして、その人がなにかにつけて、
「わかんなーい」
「できなーい」
を連発していました。

それを見て、「20年以上も社会人をやってきているはずなのに、それってどうなの?」と内心ドン引きしていたのですが、いざ彼女と歳が近くなってみても、失礼ながらやっぱり、「いい歳してわかんないはダメでしょ」という気持ちに変わりはなかったりします。

ただ、今になって思うことは、こういう人って、わからないのではなく、「自分の頭を使って考える」という気持ちがなかったり、やり方がわからないんだろうな、ということ。

「わかんない。誰か代わりにやって」を積み上げてきてしまったがゆえに、どうすれいいかわからないのではないかな?と。

そんな、どうやって考えたらいいの?、ということについて書かれているのがこちらの本。

『東大教授が教える 知的に考える練習』
 

東大教授が教える知的に考える練習


著者の柳川さんは東大教授なので、一見難しそうな本に思えてしまいますが、頭のいい人というのは、誰もが理解できるわかりやすいたとえで説明できるんだなぁ、と関心してしまうほど、「考えるための頭の使い方」がわかりやすく書かれています。

◎ 正解を探すのではなく、解を導き出すために考える
◎ まわりの評価にあわせるより、自分で考えた結果に意味がある

という、考えることに対する意識からはじまり、

◎ 頭の中に質の良い情報が集まる「網」を張る
◎ ものごとを抽象化して構造をとらえるクセをつける(幹をつかむ・共通点を探す・相違点を探す)
◎ 情報は流れてくるまま流しっぱなしにする
◎ 頭に残った情報は「思考の骨組み」になる
◎ 絶えず自分の問題に置き換える訓練をする

など、実際にどうすればいいのか?というところも具体的に書かれています。

情報を流しっぱなしにする、というのは、私も意外に思ったところなのですが、理由を読んで納得でした。
ここで書くと長くなりそうなので、このあたりは、ぜひご自身で読んでみて、「なるほどー」と思ってください。
 

ちなにこの本、私が普段やっている「暴君や女王様とうまく付き合う」という特殊スキルの使い方が書かれており、「ばらさないで」と思ってしまいました(笑)

この「暴君とうまく付き合う方法」は、

感情を感情のままにしない、整理するクセをつける

ということ。

「パワハラがきつい」という愚痴で終わらせるのではなく、この上司のパワハラはどこが問題なのか、客観的に分析していくことで、感情と切り離して、それを解決するためにどうしたらいいかと頭を使って考えられるようになる

というのは、まさにその通り!、と思った部分。

暴君や女王様は、思っていることをストレートに伝えてくるので、何を要求されているのかが、実は普通の人よりもわかりやすいです。
そのため、怖がらずに何をして欲しいのかをよく聞いて、それに応えるだけで一気に機嫌がよくなります。

しかも、大半の人が怖がってすぐに逃げ出すので、これができるだけで、「こいつは何か違う!」と、心を許してもらえます。
おまけに、「こうするともっといいのでは?」という提案なんかもしてしまった日には、「自分のことをよくわかってくれている」と、さらに感激されます。

これを繰り返していくと、暴君の下でも自由に仕事ができるようになるわけです。
 

注意点としては、暴君たちは言葉が足りない人が多いので、何をしてほしいと言っているのか、わからないことがあるということ。

そこで実践したいのが、この本の「考えるための頭の使い方」。

物事の本質をつかんだり、ある情報を他のことに生かすためにはどうすればいいのか、などが書かれているので、これができるようになったら、暴君対策だけでなく、どんな場面でも役に立つと思います。

暴君をうまくかわしたい方はぜひ読んでみてください。
(そんな趣旨の本じゃないですけど 笑)
 

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