世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」1
 

「美しい男性の裸は神も喜ばれる」
という思想によって、古代ギリシャでは、男性美を追求したギリシャ彫刻が発展したそうですが、

そんなの、神だけじゃなく、私も喜びますけど!(笑)

と、冒頭のつかみが(私的には)ばっちりで、そのあとも楽しく読み進められました。

『世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」』
 

世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」


冒頭のギリシャ彫刻の話は、あくまで私の視点が下品なだけで、本来のこの本の内容はきちんとしたものです。
でも、けっして難しいわけではなく、非常にわかりやすく西洋美術の歴史について書かれています。

今まで、美術品ってどう見ればいいのかさっぱりわからなかったのですが、

美術とは「見る」ものではなく「読む」もの

と、この本に書かれているように、美術品や建築には、その時代の政治・宗教・風習・価値観などが反映されているそう。
そういう背景を知って、「だからこんな風に描かれてるの?」なんて深読みすると、美術鑑賞は格段に面白くなりそうですね。

反対に、「そんなに深い意味はないのに…」という作品が深読みされた結果、炎上してしまったこともあったようで、表現という点では、美術とSNSって似てる?、なんて思ったりもしてしまいます。

そう考えると、美術って、思いのほか身近なものなのかもしれません。
 

ちなみに、欧米のエリートの意識の高さは、
「自分のルーツの国の美術の話ができないなんて恥ずかしい」
だそうで、

「はたして、私は日本の美術のことを、どのくらい知っているんだろう?」

と思い返してみたところ、それらしいものといったら、某ゲームから得た刀剣の知識ぐらいしかない、という事実に愕然としました(笑)

……次に美術館の展示を見るときは、日本がテーマのものを選ぼうと思います。
 

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