美容鍼灸で効果が感じられない3つの理由1
 

たまに、サロンのお客様に、施術を受けてもわかりやすい変化がない、という方がいらっしゃいます。

施術が下手だからでしょ、で片づけられては美容鍼灸師の沽券にかかわるので(笑)、この件について、考えられる理由を3つあげてみようと思います。
 

1.いい状態が維持できている

定期的に美容鍼やエステなどを受けられていて、いい状態が維持できている方は、目に見える変化はほとんどありません。
これはすごくいいことなので喜びましょう。

美容鍼をはじめて受けられる方は、平均して1週間~10日程度いい状態が維持できますので、せっかく改善された部分が元に戻らないように、予防をかねて受けることをおすすめします。

そうすることで、いい状態が長く続くようになり、施術を受ける頻度も減らすことができますよ。

逆に、頻繁に施術を受けているのにすぐに元に戻る、という場合は、生活習慣など別のところに問題があるという可能性もありますので、普段の生活などを振り返る必要があります。
 

2.お悩みが重症である

効果の出方に個人差はあるにしても、それなりに問題がある方に効果を発揮するのが美容鍼です。

しかし、こぶとりじいさんのようにたるんだ頬を、シュッとリフトアップさせてたるみをなかったことにするのは正直難しいです。

目の下のたるみなども同様ですが、お悩みの部分について、

「今まで何もしてこなかったんだけど、いよいよこんなにひどくなっちゃったからどうにかしたいです」

と言われても、「そこまでいってしまうと難しい」というレベルの場合、施術の結果にも限界があります。

ご本人としては劇的な変化を望みたくなるため、期待と現実のギャップが大きくて、ますます「効いてない」と感じてしまうのです。

たるんでから・シワができてから、ではなく、そうならないように、すこしでも早く先手を打ってケアするのが一番の美容法です。

ちなみにこれは、ひどい肩こりの方も同様。

何年も蓄積されたコリを1回の施術で取りたいというのは、一瞬にして50キロ痩せたい、と言っているのと同じことですから、肩コリと長くお付きあいされている方は一度でスッキリ!を期待しすぎてはダメ。

ダイエットのように、地道に回数を重ねて取っていきましょう。
 

3.そもそも、問題はそこじゃない

美容鍼灸で効果が感じられない3つの理由2
 

女性であれば、みなさまいろいろなお悩みを抱えていると思いますが、実は、気にしていることと、美容的に問題がある部分が違うということがあります。

お客様を例に出すのもどうかと思いますので、私を例にだしましょう。

フェイスラインのたるみを取りたくて美容鍼をすると、頬の部分がスッキリして「痩せた?」と聞かれることが多いのです。

たしかに効果は出ているはずなのですが、自分的には、斜めや横から見たときのフェイスラインは、まだまだ気になるレベル・・・

美容鍼にも限界があるのか~、ということではなく、この気になる部分のお肉は、たるみではなく脂肪。
必要なのは、リフトアップではなくダイエットなのです。

どれだけリフトアップさせても、太っていて大量のお肉がついていたら顔がスッキリしないのは当然の話。

むくみがひどくて足が太く見える、と思ったら、単に太っただけだった、

シワができてると思ったら、たるみでお肉が重なって線(シワ)になっていた、

血行不良で目の下にクマができた、と思ったら、実はゴシゴシこすったことによる色素沈着で黒くなっていた、

というように、本人が真剣に「たるみが!」と思っていても、実際はたるんでなんていなくて、原因は別のこと、ということもあるのです。

気にしている部分に問題がないのだから、効果が感じられないのも当然ですね。

そういう方は、カウンセリングや施術の中で、どこに問題があるのか一緒に見極めていきましょう。
 

番外編.実は自分の顔を覚えていない

キレイになりたいなぁと頭の片隅で思ってはいるものの、人生においてそれほど美容の優先順位が高くない方。

そんな方の場合、普段、自分の顔をじっくり見たり、触ったりしていないので、施術の前後の違いがわからないということがよくあります。

私が施術で触ったり、見ていても全然違うのに、肝心のご本人に実感していただけないときは、「あな、口惜しや・・・」という気持ちになります(笑)

せっかく施術を受けるなら、違いを体感していただきたいので、施術前になんとなく見る・触る、のではなく、しっかりと見て・触っておきましょう。

鍼灸は、予防として使えます

施術の効果が体感できるかどうかは、当然、施術の良し悪しがありますが、場合によっては、受ける方に原因があるということもあるのです。

私も、いち施術者として、施術の技術にもっと磨きをかけますが、重症すぎて効果が感じられないとならないように、ご自身でもセルフケアをしておきましょう。

鍼灸施術は、病気ではないけれどなんだか不調、という未病にも効果がありますので、薬と違って、予防として受けていただけますよ。
 

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